柄の解説
この商品は納戸(なんど)色を薄くした、薄納戸色の織物です。
納戸(なんど)色とは江戸時代に広まった藍染めのひとつで、緑色を帯びた青色を指します。
江戸城内で、納戸の垂れ幕などに用いられたことから納戸(なんど)色という言葉が定着しました。
鮮やかで優しい青に、尾長鳥と牡丹の花を組み合わせています。
尾長鳥は「良縁の兆しや商売繁盛」を意味し、牡丹は百花の王とも言われ「富・高貴」のほか「不老不死・不老長寿」の意味を持ちます。
織り方の特徴
縦糸・横糸ともに同じ色を使い、柄はシルバーベージュ1色で織りあげました。
柄が浮かび上がるように織り、糸のつやと色の質を引き出しています。
色の数を抑えたシンプルな織物に、柄の華やかさが際立っているのが特徴です。
スクロールできます
品 番 | 60291 |
色 目 | 薄納戸色 |
株式会社 誉勘商店
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