赤を纏う紫 桐竹鳳凰

柄の解説

天皇のほうに織り表される文様。
泰平の世を治めた君主を褒め、天上から鳳凰ほうおうが舞い降りてくるとされる。

その鳳凰は地上の梧桐あおぎりみ、六十年に一度稔る竹の実を食して現世に栖まうとする。しかし、乱世と共にたちまち天上へ還るとされ、善君の世の証しとして天皇の袍に織り表されてきた。




織り方の特徴

縦糸・横糸ともに同じ色を使い、柄は青色1色で織りあげました。
地の紫に赤を纏い、奥行きを感じさせます。柄が浮かび上がるように織り、糸のつやと色の質を引き出しています。
色の数を抑えたシンプルな織物に、柄の華やかさが際立っているのが特徴です。

スクロールできます
品 番210144
色 目赤を纏う紫

株式会社 誉勘商店
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