柄の解説
能装束にも用いられる唐花(からはな)と鼓(つづみ)をもとにしています。
唐花とは架空の花であり、この文様はかつて中国から渡来しました。
日本では奈良時代より見られ、平安時代から和風の文様として普及しています。
牡丹や蓮などの花がモチーフにされ、中心から四方に花弁を配置した図案が多くなっています。
鼓とは能舞台や歌舞伎などに用いられる日本の伝統的な和楽器のひとつで、手で叩く太鼓を指します。
誉勘商店ではこの伝統的な唐花と鼓の文様に独自のアレンジを加え、より創造的に美しく仕上げています。
織り方の特徴
緞子(どんす)という繻子織。
縦糸、横糸ともに同じ色を使用。朱色のあでやかさを強調しています。
柄を織り出す糸は8色を使用し、この絶妙な配色がよりいっそう
糸と柄の輝きを引き立てています。
緞子(どんす)は厚みが出るので、ボリュームを持たせたい織物に最適です。
スクロールできます
品 番 | 61126 |
色 目 | 朱 |
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